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  1. 小松市議会 2007-06-22
    平成19年第4回定例会(第4日目)  本文 開催日: 2007-06-22


    取得元: 小松市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-10
    ナビゲーションをスキップする ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1       開議 午後 1時30分    ◎小松市政功労者表彰全国市議会議長会     及び北信越市議会議長会表彰伝達式 ◯議長(橋本康容君) 本日の会議に先立ち、長年にわたり市勢の発展に貢献されました方々の表彰式並びに伝達式を行います。  このたびの表彰並びに伝達は、小松市政功労者表彰全国市議会議長会及び北信越市議会議長会表彰の伝達であります。  今回表彰を受けられる方々は、議員在職20年の山本光栄君、灰田昌典君の2名であります。  それでは、表彰式並びに伝達式を行います。 2 ◯議会事務局長(水谷 元君) ただいまより、表彰式並びに伝達式を行います。  最初に小松市政功労者表彰、続きまして全国市議会議長会並び北信越市議会議長会特別表彰伝達の順で行いますので、よろしくお願いいたします。  市長、議長、前のほうへお進みください。  山本光栄殿。    〔山本光栄君登壇〕 3 ◯議会事務局長(水谷 元君) 小松市政功労者表彰。市長、お願いします。 4 ◯市長(西村 徹君) 表彰状。  山本光栄殿。  あなたは小松市議会議員として20年間にわたり市政の振興と発展に尽くされた功績はまことに顕著であります。よってここに表彰します。  平成19年6月22日              小松市長 西村 徹  御苦労さんでございました。おめでとうございます。
       〔表彰状伝達・拍手〕 5 ◯議会事務局長(水谷 元君) 全国及び北信越市議会議長会特別表彰伝達。議長、お願いします。 6 ◯議長(橋本康容君) 表彰状。  小松市 山本光栄殿。  あなたは市議会議員として20年の長きにわたって市政の発展に尽くされその功績は特に著しいものがありますので、第83回定期総会にあたり本会表彰規程によって特別表彰をいたします。  平成19年6月19日        全国市議会議長会会長 藤田博之  おめでとうございます。    〔表彰状伝達・拍手〕 7 ◯議長(橋本康容君) 表彰状。  小松市 山本光栄殿。  あなたは市議会議員として在職20年よく市政の発展に努められ、その功績はまことに顕著なものがあります。よって第82回定期総会にあたり本会表彰規定により表彰します。  平成19年4月5日           北信越市議会議長会会長           金沢市議会議長 平田誠一  おめでとうございます。    〔表彰状伝達・拍手〕 8 ◯議会事務局長(水谷 元君) 灰田昌典殿。    〔灰田昌典君登壇〕 9 ◯議会事務局長(水谷 元君) 小松市政功労者表彰。市長、お願いします。 10 ◯市長(西村 徹君) 表彰状。  灰田昌典殿。  あなたは小松市議会議員として20年間にわたり市政の振興と発展に尽くされた功績はまことに顕著であります。よってここに表彰します。  平成19年6月22日              小松市長 西村 徹  御苦労さんでございました。おめでとうございます。    〔表彰状伝達・拍手〕 11 ◯議会事務局長(水谷 元君) 全国及び北信越市議会議長会特別表彰伝達。議長、お願いします。 12 ◯議長(橋本康容君) 表彰状。  小松市 灰田昌典殿。  あなたは市議会議員として20年の長きにわたって市政の発展に尽くされその功績は特に著しいものがありますので、第83回定期総会にあたり本会表彰規程によって特別表彰をいたします。  平成19年6月19日        全国市議会議長会会長 藤田博之  おめでとうございます。    〔表彰状伝達・拍手〕 13 ◯議長(橋本康容君) 表彰状。  小松市 灰田昌典殿。  あなたは市議会議員として在職20年よく市政の発展に努められ、その功績はまことに顕著なものがあります。よって第82回定期総会にあたり本会表彰規定により表彰します。  平成19年4月5日           北信越市議会議長会会長           金沢市議会議長 平田誠一  おめでとうございます。    〔表彰状伝達・拍手〕 14 ◯議会事務局長(水谷 元君) 以上をもちまして、表彰式並びに伝達式を終わります。  ───────── ◇ ─────────    ◎お祝いのあいさつ 15 ◯議長(橋本康容君) ただいま表彰の栄誉を受けられました山本光栄君、灰田昌典君に対しまして、心からお祝い申し上げます。  お二方は長年にわたり山積する市民の負託にこたえ、市政の発展に寄与すべく、日夜政務に尽力されてこられました。  その長年の御苦労に対し深甚なる敬意を表するとともに、本市議会を牽引し、後輩議員を導いてこられました御厚情に厚く感謝を申し上げるところであります。  今後とも小松市の発展に一層のお力添えをお願い申し上げますとともに、今後ますますの御活躍と御健勝を御祈念申し上げます。  この際、市長が発言を求めておりますので、これを許します。  市長、西村徹君。    〔市長 西村 徹君登壇〕 16 ◯市長(西村 徹君) 60年前に実施され、数えて本年16回目となります統一地方選によりまして、本市議会にも世代交代の新しい陣容で6月定例会が開催され、論議を重ねていよいよ最終日を迎えることになりました。  本日、本会議場におきまして、ここに小松市政功労者表彰並びに全国市議会議長会表彰北信越市議会議長会表彰のはえある伝達式が挙行できますことは何より喜ばしいことと存じ、長年の市政振興に多大の力を尽くされ、表彰の栄誉を奉ずるお二人の議員各位に、衷心よりお祝いを申し上げます。  このたび本表彰を受けられました山本光栄氏、灰田昌典氏には、いずれも議員在職20年のまことに長きにわたり、よき選良として市民の信頼と負託にこたえ、本市の自治振興と市勢の発展にひたむきに限りなく御尽瘁賜った方々であります。  この間、本市議会において数々の要職につき、本市のまちづくりに寄せる真摯な熱意とともに、ひときわ豊かな志とすぐれた見識を持って尽くされた数限りない輝かしい御功績に対しまして、ここに深甚なる祝意を表し、満腔の敬意とともに心からのお礼と感謝を申し上げる次第でございます。  さて、平成の御世も歳月を重ねて、本日表彰の栄に浴された両氏の輝かしい足跡を刻む年月となりますし、時は今、魅力ある地方の創出と健全で安心できる社会の実現が求められ、新たな社会システムの構築とともに戦後レジームの大転換が迫られ、まことに厳しい時代となってきております。  本市におきましても、かかる第2次分権改革の地方が主役の国づくりが求める地方の裁量と政策自由度の拡大に備え、大いなる責任にしっかりとこたえられる行政能力の向上に取り組み、時代のトレンドを見据えて、熾烈な地域間競争に懸命に努力を傾けてまいる所存であります。  この上は、地方自治の一翼を担い、両輪となって成り立つ本市議会の使命と責任において、さらに相携えて邁進し、本日はえある表彰をお受けになられましたお二方には、いよいよ御健勝にて、我がふるさと小松のために層一層の御指導、御協力を賜りますようお願いを申し上げまして、一言お祝いの言葉といたします。 17 ◯議長(橋本康容君) ありがとうございました。  ───────── ◇ ─────────    ◎開議の宣告 18 ◯議長(橋本康容君) これより本日の会議を開きます。  ───────── ◇ ─────────    ◎諸般の報告 19 ◯議長(橋本康容君) 説明員の欠席届がお手元に配付のとおり参っておりますので、御報告いたしておきます。  ───────── ◇ ─────────    ◎会議時間の延長 20 ◯議長(橋本康容君) あらかじめ会議時間を延長いたしておきます。  ───────── ◇ ─────────    ◎市長提出議案第58号~議案第67号、     請願第1号、継続調査案件の委員長報     告、質疑、討論、採決 21 ◯議長(橋本康容君) 日程第1、市長提出議案第58号から議案第67号までの10件、請願第1号の1件、継続調査中の小松基地・空港対策特別委員会の飛行の安全に関する調査・飛行場周辺まちづくりに関する調査を一括して議題といたします。  これより委員長の報告を求めます。  総務企画常任委員長、久木義則君。    〔総務企画常任委員長 久木義則君登壇〕 22 ◯総務企画常任委員長(久木義則君) 総務企画常任委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。  当委員会に付託されました案件は、議案第58号 平成19年度小松市一般会計補正予算中、当委員会所管分を初めとします議案3件であります。  これらの各案件につきましては、活発な質疑応答を行い、終始慎重なる審査を行いました結果、付託されました議案3件は、全会一致をもっていずれも原案どおり可決、承認すべきものと決した次第であります。  以下、審査の過程において、議案並びに所管事項に関しますさまざまな意見や要望が出されましたので、その一端について御報告申し上げます。  1点目は、議案第58号 平成19年度小松市一般会計補正予算についてであります。  県内過去最大級と言われる能登半島地震では、1名の死亡者と300名余のけがをされた方々を初めとする大変多くの方々が被災されました。そして、今なお不便な生活や経済的、精神的に不安を強いられておられる方々に対し、心よりお見舞い申し上げたいと思います。  さて、この災害への対応として、小松市では、地震発生の当日より延べ430名もの職員を派遣し、被害に遭われた方々が一日でも早く通常の生活に戻ることができますよう、日夜復旧支援に携わってまいりました。  本議案におきましても、被災地へ保健師等を派遣した旅費などが災害対策費として計上されておりますが、市長の迅速な決断と適切な対応に対し、賛同の意を表するものであります。  2点目は、小松市公債管理特別会計についてであります。  以前は市債の発行、償還すべては一般会計で処理されていましたが、年によって発生する借換債により実態が見えにくい予算となってしまう場合が見受けられました。  平成17年度に新たに設置された小松市公債管理特別会計は、その弊害を避けるべく、また市債管理の透明性を確保するため設置されたもので、一般会計の実質の予算規模を適正に把握することが可能となり得るものであります。  市の借金といえる市債の残高については、多くの市民の方が関心を持っておられますので、だれが見てもわかりやすい形での情報の提供や公開を求めたところであります。
     3点目は、入札についてであります。  入札には、広くその門戸を広げ最少の経費で最大の効果を求める部分と、地元産業育成の観点から参加できる業者の範囲を一定の地域に絞らざるを得ない場合という相反する考え方があります。  近年、全国的に異常気象による災害が頻発する傾向にあり、当市も昨年7月の豪雨のとき、市民の皆さんは大きな不安に心を痛められました。一たん災害が起こった場合、その災害復旧には地元の業者を中心に頼らざるを得ないのは小松市ばかりではないと思います。  景気がよくなったというものの、公共事業の削減や縮小など、地元の企業にとっては厳しい状況であることを十分に推察できることから、先ほど申しました地元産業育成、地域経済の発展という観点も加味しつつ、また、貴重な税金で賄われるということも十分認識した上で入札の執行に当たるよう求めたところであります。  4点目は、法人経営状況の報告についてであります。  公の施設の管理運営主体民間事業者も含めた幅広い団体にゆだねることができる指定管理者制度がスタートし、本市でも利用者の利便性を考え、より使いやすくなったと言われる施設がふえたのではないかと思っております。  それゆえ、指定管理者制度に移行した施設においてどのような経済的効果があったのか、経営状況をも含め、市民の皆さんにわかりやすくお知らせできるよう報告の仕方、書式等の工夫を求めたところであります。  以上が総務企画常任委員会の報告といたしますが、何とぞ各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。  以上です。 23 ◯議長(橋本康容君) 福祉文教常任委員長、宮西健吉君。    〔福祉文教常任委員長 宮西健吉君登壇〕 24 ◯福祉文教常任委員長(宮西健吉君) 福祉文教常任委員会における審査の経過と結果について御報告申し上げます。  当委員会に付託されました案件は、栄養教諭を中核とした学校や家庭、地域のつながりの中で食育の推進を図る事業や、小学校における生徒指導的問題の早期発見、未然防止を目的とした生徒指導推進協力員を配置する事業などの補正予算案2件、基幹産業の好調による法人市民税決算見込みの増額に伴う専決処分の承認を求める議案など、当委員会所管分の議案3件及び請願1件であります。  これらの各案件につきましては、活発な質疑応答を行い、終始慎重なる審査を行いました結果、議案3件につきましては、全会一致をもっていずれも原案どおり可決、承認すべきものと決した次第であります。  以下、審査の過程におきまして、次の点について意見や要望が出されましたので、御報告申し上げます。  まず初めに、市税の納税組合納付から口座振替納付への切りかえについてであります。  今年度末の平成20年3月末をもって納税組合での納付を終了し自主解散とし、今後は口座振替による納付を推奨していく方針との報告がありました。  小松市の納税組合は、自主的に組織された組合として昭和26年から現在に至るまで納税意識の高揚と納期内納付、そして自主財源である市税の確保に大きく貢献されているところであります。現在191組合が組織され、全世帯の約半数の1万5,000世帯の方々に利用されており、市税納付とともに地域のコミュニティ活動にも大きく寄与しているところであります。  近年の社会情勢の変化や個人情報保護法の施行に伴い、小松市として検討を行い、今年度、組合の自主解散に向け町内会組織等と調整、協議を進めていくものであります。  口座振替の切りかえを推進する場合には、多くの市民に対し手続を求めることとなるため、全庁体制で推進していくとのことでありましたが、納税意識や収納率の低下を懸念する意見もあったことから、移行に当たっては、関係団体や各納税組合の協力を得ながら積極的に口座振替を推奨し、引き続き市税の納期内納付について理解と協力を求め、さらなる収納率向上に努めるよう要望したものであります。  次に、市民病院の昨年度決算状況についてであります。  昨年度は、増築棟南館の建設や高度医療機器の導入による設備投資が多く、3年ぶりに赤字決算となりました。  今後とも南加賀医療圏の中核病院として設備投資の効果を十分に発揮し、地域住民の安心と安全の確保に努めるとともに、健全な病院経営、医療サービスの促進を図り、さらに市民から信頼される病院となるよう要望したものであります。  次に、補正予算中のいじめ、不適応対策緊急事業についてであります。  これは、県の補助を受け、いじめを許さない学校づくりに向け、全小中学校の児童会や生徒会によるいじめ撲滅に向けたスローガンづくりなど、教育委員会が児童生徒の取り組みを促し、児童生徒みずからがいじめについて主体的に考えるための啓発支援を行うものであります。  本市においても、いじめは存在するという認識に立ち、いじめを主体的にとらえ、すべての小中学校において早期発見、早期対応に努めるよう求めたものであります。  また、仮にいじめを発見し、問題の解決を図る際には、いじめを受けた生徒の心の傷をいやす配慮を十分に行うと同時に、いじめを行った側の生徒の心のケアにも十分に配慮し、いじめの連鎖を断ち切るべく、真の意味でのいじめ根絶に向けた学校づくりに取り組んでいくよう要望したものであります。  次に、博物館収蔵庫の環境整備についてであります。  今月5日、市民ギャラリー・ルフレで開催された韓国の金良洙氏の個展の最終日に、同氏より油絵の寄贈を受けたことについての報告がありました。この報告に関連して、現在の博物館の美術品が保管されている場所は、湿度調整、湿度管理等が十分でなく、保管状態としては好ましくないと指摘する意見がありました。  これまで寄贈された方々の御厚意を十分に尊重するためにも、また、小松市の貴重な文化財や価値ある美術作品を保存、継承していくためにも、今後、収蔵場所の環境整備を積極的に取り組むよう求めたものであります。  次に、介護保険施設の整備状況と入所待機者数について報告を求めましたので申し添えます。  整備状況については、現時点で特別養護老人ホームが8施設620床、老人保健施設が4施設350床、介護療養型医療施設が5施設87床、認知症対応型グループホームが8施設123床、特定施設、いわゆる介護つき有料老人ホームが2施設、76床であり、合わせて27施設1,256床とのことでありました。  また、市内の施設はいずれもほぼ満床であり、平成18年12月末現在の入所待機者は326名であります。その中には、既に医療機関に入院されている方や、直ちに入所する意向はないが順番をついているといった方も含まれており、真に入所が必要と思われる待機者数は207名であるとのことでありました。  最後に、請願の審査結果について御報告を申し上げます。  請願第1号 国の教育予算を拡充することについてでありますが、本請願は全国的な教育水準の確保と教育の機会均等を保障するため、国に対し教育予算の確保、充実を求めるものであります。  山積する教育課題の解決を図り、子供たち一人一人を大切にした教育を進めるための教育環境整備を進めていくためには、教育予算の拡充が必要であることから、願意を了とし、全会一致をもって採択すべきものと決した次第であります。  以上、本委員会の報告といたします。  何とぞ各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。  以上です。 25 ◯議長(橋本康容君) 経済環境常任委員長、灰田昌典君。    〔経済環境常任委員長 灰田昌典君登壇〕 26 ◯経済環境常任委員長(灰田昌典君) 経済環境常任委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。  当委員会に付託されました案件は、議案第58号 平成19年度小松市一般会計補正予算中、関係部分を初めとする当委員会所管分、議案5件であります。  これらの各案件につきましては、活発な質疑応答を行い、終始慎重なる審査を行いました結果、当委員会に付託されました議案につきましては、全会一致をもっていずれも原案どおり可決、承認すべきものと決した次第であります。  以下、審議いたしました議案及び所管事項におきまして意見や要望が出されましたので、主な点を御報告申し上げます。  まず1点目は、工業団地造成についてであります。  矢田野地区の団地造成において、現在整備をしております小松鉄工団地拡張工事から搬出された良質の残土を活用することでコストの見直しを図り、その分の工事費を減額するものであります。  一方、用地取得費については、今般、地元地権者との合意が得られ、用地の単価が決定したことにより、当初計上した単価との差額分を増額するもので、予算枠内での組み替え補正であります。  この矢田野地区7.3ヘクタールにおいては、現在、土地改良法にかかわる事業計画変更の手続をしており、今年度中に農地転用等の手続が完了すれば直ちに造成工事に着手し、来年度には完成の見込みであるとのことであります。既に立地を考えている企業数社からの問い合わせもあるとのことから、一日も早い完成を切に期待するものであります。  また、隣接する南加賀道路の全線供用開始に向け、関係機関との調整を積極的に進められるようお願いするとともに、次の整備予定である串地区についても、早期着工実現に向け、鋭意努力されるよう求めたものであります。  2点目は、中心市街地活性化基本計画策定についてであります。  本市では、この基本計画の年度内認定に向けて、去る6月1日に、学識経験者、地元商工業者、市職員から成る小松市中心市街地活性化基本計画策定委員会を設立したところであります。  昨日、21日には、第1回目の策定委員会を開催し、この委員会のメンバーでもあります金沢大学大学院の高山教授からは先進地事例を、また各委員会からは市街地活性化に対する熱い思いなど、さまざまな意見を交わされたと聞き及んでおります。  まちづくりは行政だけでは決して進められるものではありません。基本計画の策定に当たっては、市民、民間事業者、専門家、そして行政がそれぞれの立場で参画、協働し、具体的かつ実効性の高い計画となるよう期待するものであります。  3点目は、安宅海岸災害復旧工事についてであります。  白砂青松再生モデル事業の一環として、平成6年から計画的に整備しております梯川右岸の人工リーフ2基が冬季風浪により、昨年に引き続き一部被害を受けたものであります。  本来であれば、災害による復旧工事は現在整備している人工リーフと同じ重量での現状復旧となるところでありますが、本年度の復旧工事においては、今後少しでも被害を抑止するために、8トンから10トンブロックに重量を変更しての取り組みであります。  安宅海岸は、県下でも有数の冬季風浪をまともに受ける海岸であります。自然が相手だけに大変難しい面もありますが、白砂青松の海岸保全のため、今後もさらに尽力されますよう求めたものであります。  4点目は、消防の広域化についてであります。  昨年6月の消防組織法の一部改正に伴い、消防庁では、市町村の消防の広域化に関する基本指針を定め、具体的な取り組みが進められております。  このことを受け、県では、県内の広域化を円滑に推進するため、この6月1日に石川県消防広域化検討会議を設置したとの報告を受けたところであります。  広域化による行財政上のスケールメリットとして、災害発生時の初動消防力や応援体制の充実、また、通信施設の重複投資の回避などによる経費的な効果なども上げられます。  しかし、一方では、広域消防と市町村防災部局との連携が希薄になるおそれや消防団との連携方法、そして職員の給与面など処遇の公平化など、解決すべきさまざまな課題が考えられます。  消防の広域化に際しましては、住民の生命、財産を守るべき重大な責務をより一層果たしていくためにも、消防施設、組織の効果的な見直しを図り、決して消防力が減退することのないよう、消防体制の確立を強く要望したものであります。  以上、本委員会の報告といたします。  何とぞ各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。 27 ◯議長(橋本康容君) 建設常任委員長、山西信栄君。    〔建設常任委員長 山西信栄君登壇〕 28 ◯建設常任委員長(山西信栄君) 建設常任委員会に付託されました議案5件について審査いたしましたので、その経過と結果について御報告を申し上げます。  付託されました議案の主な内容は、昭和56年5月以前に建築された木造住宅の耐震診断を行う既存建築物耐震改修促進事業費の一般会計補正予算案、また公共下水道の受益者負担金の増額など公共下水道事業特別会計補正予算案などであります。その他の案件では、市道の認定、変更、廃止についてであります。  これらの案件については、活発な質疑応答を行い終始慎重に審査いたしました結果、以下の5件については、いずれも原案どおり可決、承認するべきものと全会一致で決した次第であります。  以下、審査の過程における指摘、要望があった事項について、その主なものを御報告を申し上げます。  第1点目は、都市計画マスタープランについてであります。  小松市では、市や地域の将来像、各地区の土地利用、また、まちづくりの進め方などを定める都市計画マスタープランの見直しを進めています。21世紀を迎え、社会経済の情勢の変化、景観法の制定、まちづくりの三法改正など、まちづくりに関する新たな対応が求められています。  スケジュールとしては、平成19年度では現況分析と全体構想、平成20年度では地域別構想と実現化方策について策定していくことになりました。策定に向け、幅広い意見や要望を計画に反映するため、アンケート調査を実施したいとの報告を受けました。  当委員会としては、安全、安心して暮らせるまちづくりを目指す上でも、多くの市民の皆さんから意見や要望を求めることができるよう、わかりやすい調査内容にするように求めました。  2点目は、耐震診断に関することについてであります。  平成7年の阪神・淡路大震災以降、全国各地で大震災が発生しています。そして、平成19年3月25日には石川県で能登半島地震が発生しました。今回の地震を機に、広報にて耐震診断・改修工事補助金制度の案内、パンフレットを配布し、市民への耐震改修など、防災への啓蒙を図っています。このことにより、市民の地震に対する防災意識、建物の安全意識が高まっており、耐震診断について、平成18年度の診断は6件から、平成19年度では問い合わせが37件、うち診断申し込み要望者数は23件の状況であります。  当委員会としては、今後も自己防衛の重要性を啓発していくとともに、小松市は町家づくりが多いことから、地震対策だけでなく火災についても十分な指導を行い、民防を初め各協会とも一層の連携をとっていただき、安全、安心して暮らせるまちづくりを推進していくように求めました。  第3点目は、公共下水道の接続促進についてであります。  下水道接続促進の補助金、排水設備の促進資金貸付制度などによって公共下水道への接続促進に向けて取り組みを進めており、徐々に効果があらわれているとのことであります。  しかし、厳しい社会経済の情勢の中、財政の圧迫による予算の縮小によって公共下水道事業は大変厳しい状況を迎えています。今後とも、公共下水道サービスを安定的、継続的に市民に提供していくためにも一層の接続促進策を実施し、下水道財政の健全化を図っていくように要望したところでございます。  第4点目は、上水道における自衛隊の小松基地への接続についてであります。  これまで、小松基地とは資料の提出や協議を重ねており、来年度をめどに接続したいと予算措置を前向きに検討しているとしています。接続に当たっては、基地の使用量の半分程度を予定されているとのことです。市議会としても早期接続に向けてバックアップしていきたいと考えています。  最後に、白江大橋付近の梯川災害復旧工事現場、蓮代寺インター付近の道の駅の建設予定地、都市計画道路空港軽海線の園町地内、今江町前川の護岸改修工事の現地視察を行いました。  特に災害対策については、昨年の大雨による梯川の漏水、急傾斜地ののり面の崩落に見られるように、災害が起こってから対応するのではなく、未然に防ぐ対応が重要であると考えています。そのためにも、災害が予想される危険箇所の現地視察を積極的に行い、市当局に対して事前に対応できるように注意を促し、さらなる取り組みを求めるものであります。  以上、本委員会の報告といたします。  何とぞ皆様方の御賛同を賜りますようにお願いを申し上げます。  終わります。 29 ◯議長(橋本康容君) 小松基地・空港対策特別委員長、武田長平君。    〔小松基地・空港対策特別委員長 武田長     平君登壇〕 30 ◯小松基地・空港対策特別委員長(武田長平君)  さきの定例会で継続調査の議決をいただきました飛行の安全及び飛行場周辺まちづくりに関する調査について、閉会中も調査を続けてまいりましたので、その経過について御報告申し上げます。  去る5月16日から5月23日までの8日間、航空自衛隊小松基地におきまして、米軍再編に係る初の移転訓練が行われました。具体的には、日本側は小松基地所属の第6航空団を主体とするF-15戦闘機12機、米軍は嘉手納基地から飛来したF-15戦闘機5機による小松沖空域での戦闘機戦闘訓練、防空訓練などが実施されました。  当委員会も訓練期間中でありますが、5月21日に小松基地に出向き、現地調査を行ったところであります。  この訓練に当たり、期間中、小松基地内には大阪防衛施設局が現地連絡本部を設置し、自治体、警察等の関係機関と緊密な連携を図るとともに、事前に米軍に対しては服務の管理や規律に関する申し入れを行うなど、安全対策は当然のこと、騒音測定の実施や夜間、休日の小松市街地での巡回など、万全の体制で臨んだとのことでありました。  特に、騒音測定に関しましては、小松市末広緑地公園付近と工業団地1丁目調整池付近の2カ所で関係者立ち会いのもと、厳密に行われました。風向きにより、すべての日において西側へ向けて離発着が行われたことや、特に米軍機においては、燃料タンク2基を搭載したことによるアフターバーナーの使用と、中島方式を遵守せんがため、離陸後、早急に海側に離脱するなどした結果、測定地点の上空を通過することとなり、騒音の測定値が108デシベルを超えたこともありました。  米軍関係者の外出につきましては延べ290名、土曜日が特に多く、延べ約90名の方が基地の外へ出られたとの報告でありました。外出中はトラブルもなく、小松のまちを堪能していただいたようであります。また、土日には、県内の旧所、名跡へ足を運ばれた方もいたようであります。さまざまな形で日本の文化に触れていただけたのではないかと思っております。  地域振興策につきましては、現地調査の際、基地司令並びに大阪防衛施設局に対し、しっかりと念押しを行っております。その時点では、駐留軍等の再編の円滑な実施に関する特別措置法案、いわゆる米軍再編推進法案は審議中とのことであり、具体的内容については法案成立後ということでありましたが、現地調査の2日後の5月23日に法案が成立いたしておりますので、今後は地元の要望に軸足を置き、しっかりとした対応を行うよう求めたところであります。
     いずれにいたしましても、我が国の国防に関することであり、日米両国が互いに信頼し合い協力しながら取り組まねばならない問題であり、そういった意味からも、今後は米軍を含めた意見交換の場があってもよいのではないかという意見も出されたことを御報告いたしておきます。  2点目は、小松空港利用状況についてであります。  国内線においては、平成18年度はすべての路線において対前年度より増加し、人数にして約10万人増、率にして4.2%増の約247万人と4年ぶりに前年を上回りました。国際線においては、ソウル便から日本航空が撤退し、大韓航空に路線が継承されたことと、そのことに伴い270人乗りから187人乗りへの機材に変更されたことにより利用者が減少いたしましたが、上海便、チャーター便とも利用者が増加し、結果、国内線、国際線の合計では3.7%の増、約256万人の方々が利用されたとの報告でありました。  しかし、国際貨物につきましては、カーゴルックス便の減便により総取扱量が16%減の1万9,000トンまで落ち込んだということで、滑走路のかさ上げ工事が完成し、直行便の平均運航範囲が1万キロ圏に広がったことに考えますと、残念な結果であると言わざるを得ません。  また、6月19日の朝刊に「小松・台湾定期便が就航の見通し」との記事が掲載されておりました。議会はもちろん、小松市、石川県すらもこの件については正式な情報が伝わっていないとのことでありました。  空港を持つ市として、新たな定期便の就航は多くの市民の願いでありますが、そこに至るまでには地元の同意は当然のこと、離着陸の過密化を避けるなど多くの問題について、地元や基地との調整を行う必要があります。  基地周辺住民の感情や福祉向上、基地との共存共栄などを考えた場合、きちんとした形、手順で進めることが必要であり、今後、情報収集にも細心の注意を払うよう求めたものであります。  3点目は、5月30日に完成しました新国内貨物上屋棟についてであります。  設置から33年が経過し、老朽化した国内貨物上屋を3億円の事業費をかけ新築されたもので、今までの約2倍の面積を持ち、国際、国内の貨物地区が一体化されたことにより貨物取り扱いの利便性の向上が図られたとのことであります。  新規のテナントも入られたということで、2点目でも述べましたが国際貨物の取扱量が減少している中、この新築が国内、国際を含めた物流の拠点空港としての機能強化につながることを期待するものであります。  以上、飛行の安全及び飛行場周辺まちづくりに関する調査は、騒音対策、安全対策など重要案件が継続中であることから、閉会中も引き続き調査研究すべきものと決した次第であります。  何とぞ各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げ、御報告といたします。  終わります。 31 ◯議長(橋本康容君) 以上で委員長報告は終わりました。  ただいまの各委員長報告に対する質疑並びに討論を要求する諸君は、あらかじめ議長に通告されんことを望みます。  この際、暫時休憩いたします。       休憩 午後 2時28分       再開 午後 2時29分 32 ◯議長(橋本康容君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。──質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。──討論なしと認めます。  これをもって討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  議案第58号から議案第67号まで、以上の10件を一括して採決いたします。  お諮りいたします。  以上の10件はいずれも委員長報告のとおり、議案第58号から議案第66号まで、以上の9件は可決、議案第67号は承認することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 33 ◯議長(橋本康容君) 御異議なしと認めます。  よって、以上の10件は委員長報告のとおり決しました。  次に、請願第1号について採決いたします。  お諮りいたします。  本件は委員長の報告のとおり採択することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 34 ◯議長(橋本康容君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は委員長の報告のとおり決しました。  次に、継続調査中の小松基地・空港対策特別委員会の調査を採決いたします。  お諮りいたします。  本件は委員長報告のとおり閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 35 ◯議長(橋本康容君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は委員長の報告のとおり決しました。  ───────── ◇ ─────────    ◎市長提出議案第68号の上程、説明、     質疑、委員会付託、委員長報告、質     疑、討論、採決、諮問第2号の上程、     説明、質疑・委員会付託・討論省略、     採決 36 ◯議長(橋本康容君) 日程第2、市長提出議案第68号 工事請負契約の一部変更について及び諮問第2号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについての2件を一括して議題といたします。  市長より提案理由の説明を求めます。  市長、西村徹君。    〔市長 西村 徹君登壇〕 37 ◯市長(西村 徹君) ただいま追加提出いたしました議案1件、諮問1件について御説明申し上げます。  議案第68号 工事請負契約の一部変更についてであります。  さきの3月議会において工事請負契約の御承認をいただきました小松市立中海小学校屋内運動場建設工事につきましては、おかげさまで工事も順調に進み、現在基礎工事を終え、?体工事に着手しようとしているところであります。  このたび、体育館に併設する子育てセンターについて国及び県から補助内示をいただきましたので、小松市立中海小学校屋内運動場及び(仮称)中海子育てセンター建設工事として、予定した工期内の完成を目指して工事請負契約の一部変更の御承認をお願いするものであります。  次に、諮問第2号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてであります。  人権擁護委員、長谷川好道氏、藤井桂子氏の委員任期は来る9月30日をもって満了となります。また、小倉千鶴氏におかれましては2月28日に退任されております。藤井桂子氏、小倉千鶴氏、長谷川好道氏には多年にわたり御尽力、御活躍をいただき、心から感謝申し上げます。  このたび、その後任者といたしまして、観音下町・清水宣夫氏、大野町・太田澄子氏、那谷町・田中春江氏を人権擁護委員として法務大臣に推薦しようとするものであります。  提案いたしました清水氏、太田氏、田中氏におかれましては、ともに人格、識見が高く、広く社会の実情に通じ、人権擁護に深い御理解をお持ちでありますので、最適任者と考えるものであります。  以上につきまして、何とぞ慎重御審議の上、御賛同を賜りますようお願い申し上げます。 38 ◯議長(橋本康容君) お諮りいたします。  ただいま議題となっております諮問第2号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについては、質疑及び会議規則第37条第2項の規定による委員会付託の省略並びに討論を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 39 ◯議長(橋本康容君) 御異議なしと認めます。  よって、本案は質疑及び委員会の付託並びに討論を省略することに決しました。  次に、議案第68号の提出者からの提案理由の説明に対する質疑を要求する諸君は、あらかじめ議長に通告されんことを望みます。  この際、暫時休憩いたします。       休憩 午後 2時35分       再開 午後 2時36分 40 ◯議長(橋本康容君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより提出者からの提案理由に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。──質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。  ただいま議題となっております議案第68号については、総務企画常任委員会に付託いたします。  この際、委員会審査のため暫時休憩いたします。       休憩 午後 2時38分       再開 午後 2時55分 41 ◯議長(橋本康容君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより委員長の報告を求めます。  総務企画常任委員長、久木義則君。    〔総務企画常任委員長 久木義則君登壇〕 42 ◯総務企画常任委員長(久木義則君) 総務企画常任委員会に付託されました議案1件につきまして、その審議経過と結果について御報告申し上げます。  当委員会に付託されました案件は、議案第68号 工事請負契約の一部変更についてであります。  本議案は、本年3月議会で議決を得た小松市立中海小学校屋内運動場建設工事の工事請負契約の一部変更であり、厚生労働省及び石川県からの補助内示を受け、(仮称)中海子育てセンターを併設するための工事で予定工期内の完成を目指し、6月1日に工事請負業者と変更契約の仮契約を済ませております。  (仮称)中海子育てセンターは、現在、原保育所で実施されている中海校下の放課後児童クラブを移転するもので、屋内運動場に併設することにより、学童児童の遊び場として使用できることや、トイレの共有などにより財源及び施設の有効利用を図ることができるものです。  小学校敷地内で学童保育を実施することは、児童が移動する距離も限られ、保護者にとっても安心できる施設として、また異なる年齢児童の交流など健全育成の面からも大きな期待を寄せるものであります。
     この案件につきまして、終始慎重なる審査をいたしました結果、全会一致をもって原案どおり可決すべきものと決した次第であります。  以上、まことに簡単でありますが、本委員会の報告といたします。  何とぞ各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。 43 ◯議長(橋本康容君) ただいまの委員長報告に対する質疑並びに討論を要求する諸君は、あらかじめ議長に通告されんことを望みます。  この際、暫時休憩いたします。       休憩 午後 2時58分       再開 午後 2時59分 44 ◯議長(橋本康容君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  これより委員長報告に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 45 ◯議長(橋本康容君) 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。  これより討論に入ります。  討論はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 46 ◯議長(橋本康容君) 討論なしと認めます。  これをもって討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  議案第68号を採決いたします。  お諮りいたします。  議案第68号は、委員長報告のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 47 ◯議長(橋本康容君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は委員長報告のとおり決しました。  次に、諮問第2号 人権擁護委員の推薦につき意見を求めることについてを採決いたします。  お諮りいたします。  本件は原案に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。    〔賛成者起立〕 48 ◯議長(橋本康容君) 起立総員。  よって、本案は原案に同意することに決しました。  ───────── ◇ ─────────    ◎議員提出議案第5号~議案第7号の上     程、説明、質疑、委員会付託省略、討     論、採決 49 ◯議長(橋本康容君) 日程第3、議員提出議案第5号 教育予算の拡充を求める意見書外2件を一括して議題といたします。  提出者より提案理由の説明を求めておりますので、これを許します。  木村厚子君。    〔13番 木村厚子君登壇〕 50 ◯13番(木村厚子君) ただいま議題となりました議員提出議案第5号 教育予算の拡充を求める意見書について提案理由の説明を申し上げます。  約60年ぶりとなる昨年12月の教育基本法の改正を初めとし、教育再生、教育改革がさまざまに議論されております。いじめ、不登校、少年による凶悪犯罪などが大きな社会問題となっている現状において、子供たち一人一人の人格形成に大きく影響を与える教育力の向上が重要となっております。  子供たちに生きる力と豊かな人間性をはぐくむ教育を推し進め、教育環境の整備を図っていくためには、教育予算の確保、充実が不可欠であります。  よって、教育は未来への先行投資であるとの考え方に立ち、お手元の文面によりまして、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出するものであります。  何とぞ各位の御賛同を賜りますようお願い申し上げまして、提案理由の説明とさせていただきます。 51 ◯議長(橋本康容君) 杉林憲治君。    〔19番 杉林憲治君登壇〕 52 ◯19番(杉林憲治君) ただいま議題となりました議員提出議案第6号 地方税財源の充実・強化を求める意見書につきまして、提案理由の説明を申し上げます。  本年4月から地方分権改革推進法が施行され、第2期地方分権改革がスタートいたしました。  全国の地方自治体では、厳しい財政状況のもと行財政改革に邁進をしておりますが、将来にわたって医療、福祉、教育など地域のニーズに適切にこたえていかなければなりません。  地域住民の安全で安心な生活を確保するため、地方発展の基盤となる社会資本整備を着実に推進しなければなりません。  そのためにも、地方税財源の充実強化が不可欠でありますので、国に対し強く要望するものであります。  次に、議員提出議案第7号 総合的な少子化対策を求める意見書についてであります。  我が国では、2005年には戦後初めて人口が減少し、超少子化国と言われるようになりました。  人口の減少化は、我が国の社会基盤を揺るがす非常に大きな、そして切実な問題であります。  これまでの施策を検証するとともに、より効率的かつ総合的な対策をとることを求め、本案を提出するものであります。  何とぞ各位の御賛同を賜りますようお願いを申し上げ、まことに簡単ではありますが提案理由の説明とさせていただきます。  以上であります。 53 ◯議長(橋本康容君) ただいまの各提出者からの提案理由の説明に対する質疑並びに討論を要求する諸君は、あらかじめ議長に通告されんことを望みます。  この際、暫時休憩いたします。       休憩 午後 3時05分       再開 午後 3時06分 54 ◯議長(橋本康容君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  各提出者からの提案理由に対する質疑に入ります。  質疑はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 55 ◯議長(橋本康容君) 質疑なしと認めます。  これをもって質疑を終結いたします。  お諮りいたします。  ただいま議題となっております議員提出議案第5号から議案第7号の以上の3件については、会議規則第37条第2項の規定により、委員会への付託を省略いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 56 ◯議長(橋本康容君) 御異議なしと認めます。  よって、以上の3件は委員会への付託を省略することに決しました。  これより討論に入ります。  通告がありますので、これを許します。  橋本米子君。    〔12番 橋本米子君登壇〕 57 ◯12番(橋本米子君) 私は、今ほど提出されました議員提出議案第6号 地方税財源の充実・強化を求める意見書についてあります。この意見書は、「これ以上の歳出の削減と地方交付税の削減が進められるならば、地方財政は危機的な事態に陥り、地方が担っている医療、福祉、教育など、住人に身近な行政サービスの実施に重大な影響を与えることとなる」と述べており、基本的には賛成ですが、一部私なりに問題点を指摘し、一言述べさせていただきたいと思います。  小泉構造改革の三位一体改革が、安倍内閣のもとで新たな装いで推進されてきております。先月、5月30日開かれた地方分権改革推進委員会では、第2期分権改革の方向性を示す地方分権改革推進に当たっての基本的な考え方が取りまとめられました。  地方六団体は、この第2期改革に対する意見書の提言を行っておりますが、その中には幾つかの問題点があり、その中心問題は、税源移譲とあわせた国庫補助金削減、一般財源化にあります。  国庫補助負担金制度の廃止、縮減を、税源移譲と一体とはいえ、国に対して地方分権の中心的要求に据えていく姿勢は重大な問題を含んでおります。また、地方六団体が地方消費税の割合の引き上げを要求していることも明らかになっております。  今回のこの意見書案では、権限とそれに見合う税財源のさらなる移譲を進めることを要望しておりますが、その中には消費税と地方消費税の割合引き上げ要求を4対1から2.5対2.5を含んでいないのか、注意を喚起しておきたいと思います。  以上であります。 58 ◯議長(橋本康容君) ほかに討論はありませんか。    〔「なし」と言う人あり〕 59 ◯議長(橋本康容君) 討論なしと認めます。  これをもって討論を終結いたします。  これより採決に入ります。  議員提出議案第5号から議案第7号の以上の3件について一括して採決いたします。  お諮りいたします。  以上の3件は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 60 ◯議長(橋本康容君) 御異議なしと認めます。
     よって、以上の3件は原案どおり可決しました。  ───────── ◇ ─────────    ◎特別委員会の設置及び委員の選任 61 ◯議長(橋本康容君) 日程第4 市街地活性化対策特別委員会の設置及び委員の選任についてを議題といたします。  お諮りいたします。  本市議会は、定住、交流人口増加策に関する調査をさせるため、8人の委員をもって構成する市街地活性化対策特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の継続調査に付することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 62 ◯議長(橋本康容君) 御異議なしと認めます。  よって、本件については8人の委員をもって構成する市街地活性化対策特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の継続調査とすることに決しました。  お諮りいたします。  ただいま設置されました市街地活性化対策特別委員会の委員の選任については、委員会条例第5条第1項の規定により、議長において   吉 本 慎太郎 君  高 野 哲 郎 君   飛 弾 共 栄 君  表   靖 二 君   杉 林 憲 治 君  久 木 義 則 君   灰 田 昌 典 君  長 田 良 一 君 以上8名を指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 63 ◯議長(橋本康容君) 御異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしました以上の諸君を市街地活性化対策特別委員会委員に選任することに決しました。  次に、少子・高齢化対策特別委員会の設置及び委員の選任についてを議題といたします。  お諮りいたします。  本市議会は、安心して子供を生み育てることができる環境づくりに関する調査、高齢者みずからが健康で自立し、安心して生活を送ることができる環境づくりに関する調査をさせるため、7人の委員をもって構成する少子・高齢化対策特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の継続調査に付することにいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 64 ◯議長(橋本康容君) 御異議なしと認めます。  よって、本件については7人の委員をもって構成する少子・高齢化対策特別委員会を設置し、これに付託の上、閉会中の継続調査とすることに決しました。  お諮りいたします。  ただいま設置されました少子・高齢化対策特別委員会の委員の選任については、委員会条例第5条第1項の規定により、議長において   梅 田 利 和 君  出 戸 清 克 君   宮 西 健 吉 君  宮 川 吉 男 君   橋 本 米 子 君  北 出 隆 一 君   山 本 光 栄 君 以上7名を指名いたしたいと思います。これに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 65 ◯議長(橋本康容君) 御異議なしと認めます。  よって、ただいま指名いたしました諸君を少子・高齢化対策特別委員会委員に選任することに決しました。  この際、両委員会の正副委員長互選のため、暫時休憩いたします。       休憩 午後 3時15分       再開 午後 3時30分 66 ◯議長(橋本康容君) 休憩前に引き続き会議を開きます。  ───────── ◇ ─────────    ◎各特別委員会の正副委員長の互選結果     報告 67 ◯議長(橋本康容君) この際、御報告申し上げます。  ただいまの休憩中に各特別委員会を開き、委員会条例第6条第2項の規定により正副委員長の互選を行いました結果、市街地活性化対策特別委員会委員長に杉林憲治君、同副委員長に高野哲郎君。少子・高齢化対策特別委員会委員長に北出隆一君、同副委員長に出戸清克君がそれぞれ互選されましたので、御報告いたしておきます。  ───────── ◇ ─────────    ◎各常任委員会の閉会中の継続調査につ     いて 68 ◯議長(橋本康容君) 日程第5、各常任委員会所管事務の閉会中の継続調査についてを議題といたします。  総務企画常任委員会を初めとする4常任委員会の委員長から、お手元に配付のとおりそれぞれ閉会中の継続調査の申出書が参っております。  お諮りいたします。  各常任委員長から申し出のとおり閉会中の継続調査とすることに御異議ありませんか。    〔「異議なし」と言う人あり〕 69 ◯議長(橋本康容君) 御異議なしと認めます。  よって、本件は各常任委員長からの申し出のとおり閉会中の継続調査とすることに決しました。  ───────── ◇ ─────────    ◎会議録署名議員の指名 70 ◯議長(橋本康容君) 日程第6 会議録署名議員の指名を行います。  会議録署名議員は、会議規則第81条の規定により、議長において   高 野 哲 郎 君   片 山 瞬次郎 君 を指名いたします。  ───────── ◇ ─────────    ◎閉会の宣告 71 ◯議長(橋本康容君) 以上で本日の議事日程はすべて終了いたしました。  これをもって平成19年第4回小松市議会定例会を閉会いたします。       閉会 午後 3時33分 Copyright © Komatsu City Council, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...